よそゆき

私的読書記録
   
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| 2010.03.26 Friday | - | - |


もえない―Incombustibles
クラスメイトの杉山が死んだ。
燃えずに残ったのは、僕の名前が刻まれた金属片。
そして僕は、杉山からもらった手紙のことを思い出す。

謎をきれいさっぱり解き明かすことを主眼にしているわけではないからだろう。
読み終わっても、謎が残っている。
なぜ山岸小夜子が姫野と付き合うことを杉山は止めたのか。
あの手紙は何のために書かれたのか。

しかし、意味のある行動ばかり、人間はとるわけではない。
本当は意味なんてないのかもしれない。
現実の事件だって、きれいには読み解けない。
読み解けるわけがない。
だとしたら、虚構の事件がきれいに読み解ける道理があるのだろうか。
なーんてことを考えました。
| 2010.03.13 Saturday | 小説 | comments(0) |


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| 2010.03.26 Friday | - | - |
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